【ニュースより】10年前と様がわりしたTポイントの動向が気になる

ニュースより

以前、「Connect証券を使って、Pontaポイントで単元未満株投資」にて、Tポイント✖️SBIネオモバイル証券の小口ポイント投資も続けているお話もしました。しかし、最近気になっていたことがあったんですよね。3つの組み合わせ

(1)Pontaポイント✖️Connect証券

(2)Tポイント✖️SBIネオモバイル証券

(3) 楽天ポイント✖️楽天証券

の中で、(2)Tポイント✖️SBIネオモバイル証券の組み合わせだけが、日常生活で急にポイントを貯めづらくなっているように感じるんですね。

(共通ポイント✖️証券会社の組み合わせでは、dポイント✖️日興フロッギーというのも有望株として挙げられますが、五十男浪(いそおろう)は主観的な問題でドコモが大嫌いなので、ポイントカードすら作っていません。)

なんでだろう?と思っていたら、日経新聞に納得の記事が。

「Tポイントはどこに向かう ヤフーと連携終了の舞台裏

(2022年1月4日 日経電子版)

あ、そういうことね。確かに最近、ファミリーマートもTカード一本ではなくなりましたが、それ(2019年)が潮目となって、急激に加盟店を減らしているということだったんですね。ユーザー側から見ると

共通ポイントサービスの利用状況は、Tポイントと「楽天ポイント」がそれぞれ7割弱、「Pontaポイント」が5割弱、「dポイント」が4割弱という結果に。

オトナライフ】より

というように、まだ2021年時点で利用率は1位の座を保っていたようですが、ネット最大のポイント獲得・利用先(Yahoo!)を失って、2022年以降はどうなるかわかりません。10年前のポイント勢力図(Tポイント独壇場、2010年にPontaがサービス提供開始)を知る者としては、まさに「盛者必衰」とはこのことなのか? と思ってしまったりします。

とりあえず、個人でできることは、Tポイント✖️SBIネオモバ証券の組合せに関して、過大な期待をせず、塩漬けにしておくか、場合によっては手仕舞いの準備をする、ということでしょうか。

たかだかお買いもののオマケポイントで、投資額が大きく膨らんでいるわけではありませんでしたが、この1件でとても良いお勉強をしました。

1.10年前に絶好調だった商品・サービスも「絶対」ではない、という当たり前の真実

2.その際、一度自分が決めたことに、つい固執してしまう「現状維持バイアス」にとらわれてしまい、手仕舞いを遅れると、投資活動においては今後傷口をさらに広げてしまう恐れがあること

CCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)自体は、ビデオ/CDレンタル・ショップのフランチャイズ・ビジネスを中心にしていた頃から、特に格別な好意も悪意もなく付き合ってきたのですが、ちょっと一歩引いてみましょうかね。単純にそのまま撃沈、ということもないでしょうが、もしまた世間の耳目をあっと驚かせる新サービスをリリースしてきた時に、一生活者として応援することといたしましょう。

投資判断の材料って、実にいろいろなところに転がっているんですね。

以上、雑感でした!

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