身も心もメタボリーマンの五十男浪(いそおろう)。
じつはいま、2泊3日で伊豆高原の断食道場に入門しております。セキララ道場暮らしリポートは、別記事に改めることとして、ここへ来るまでに読み切った本についてご紹介。
『情報断食〜空っぽになるほどうまくいく生き方』(鈴木七沖 著/きずな出版)
この本にたどり着く前に、ネットサーフィンをしていて気になったのが、PRESIDENT Onlineのこちらの記事。
「ビル・ゲイツも30年以上やっている」一流経営者がこっそり続けている”情報断食”の効能
ノイズから離れて良質な思考をする
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この記事で紹介されていた新刊 『ノイズに振り回されない情報活用力』(鈴木 新介 著/飛鳥出版社)については、まだ目を通せていないのですが、やはり気になるので、Amazonからポチっしました。
さて、鈴木七沖 氏の『情報断食』に話を戻すと、本書は「ハウツー本」ではありません。だから、本書を読んでも「情報断食のうまいやり方」が分かるワケではありません。
ただ、基本的には著者の体験談が綴られている本ではありますが、情報を強制遮断する方法、そこから生まれる効用について、共感できる点は多いように感じました。
一番うなずけたのが、食事を断つ断食の効用を引き合いに出して、
空っぽになると それを埋めようとする力がはたらいて 必要な情報が向こうからやってくる。「情報断食」とは、そんな原理原則を活用した思考のリセット法です。
本書1ページ目
と定義された冒頭の一文。
じゃあ、実際空っぽにするにはどうしたらいいの?という点について、著者は、日常習慣化していた「テレビ」「新聞」「本・雑誌」を断つ(書籍編集者なのに?)ということを約2年間続けたそうです。
これはあくまでも、本書著者のやり方であって、他にもさまざまな人が「※※断食」と称して、依存するものを断つ試みを行なっていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
いずれにせよ、どの方法をとるにせよ、
「あたりまえ」と思っている(いた)ことから、一度距離を置いてみる!
これが精神衛生上すごくイイ、ということが非常によくわかりました。
(断食道場に、WindowsとMacのノートパソコンを2台持ち込みして引きこもっている時点で、五十男浪自身の「情報断食」はまだまだ、ですが…汗;)
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