【ニュースより】サントリー新浪社長「45歳定年制」に、五十男浪個人が考えること

ニュースより

経済同友会の

オンライン

夏季セミナーでの、

サントリー新浪社長

【提言】「45歳定年制」が、

SNSでかなり

炎上したみたいですね。

 

「サントリー新浪社長

「45歳定年制」を提言

定年延長にもの申す」

(2021年9月10日朝日新聞デジタル)

※報道機関のリンクはすぐ変更となりますので、ハイパーリンク致しません。見出しテーマにご興味ある方は、記事検索してみてください。

朝日新聞の記事が

発表されてから

大騒ぎになって、

他媒体も含めて各所で

釈明インタビューをする

羽目になったようです。

 

45歳をとっくに越した

五十男浪(いそおろう)、

傍観者として、

面白おかしく

この騒動を拝見させて

いただきました。

 

そもそもの主張内容を

記事から読むと

「企業内の新陳代謝や

労働移動が進まず、

アベノミクスも

結局低成長に終わった」

という問題点を指摘し、

「国がリカレント教育

(学び直し)や職業訓練を

するのが前提となる」と

前置きもしているようですが、

完全に『45歳定年制』

だけがひとり歩きを

していますね。

 

「御年62歳の

新浪剛史社長さん、

定年過ぎてますよね」

というのは、

経営者と従業員の立場を

履き違えた、

おかしな書き込み

だと思います。

 

一方で

「新浪さん、社長ですよね?」

という問いかけには

大きく賛同します。

 

経済同友会という

公の場で【提言】として

いきなりブチまける

のではなく、

ご自身がもっとも強く

影響力を持つ

(しかも、一部子会社をのぞき

株式上場すらしていない)

サントリーホールディングス

社内で、

「45歳定年制を実行してみたら、

会社も社員も

こんなにハッピーになった。」

という報告をするのが、

提言】の前に必要なのでは

ないでしょうか?

 

それがないから、

世の多くの

「おじさん」「おばさん」方は、

切り捨てられた感を

強く持って、

反発するのだと思います。

 

それでなくても、

EUはすでに2006年末には

「すべての年齢差別を禁止する」

法制化が済んでいるのに、

日本はいまだに昭和的な

「定年制度」が幅を利かせて、

中高年に対する「年齢差別」が

なくなっていません。

(むしろ、

より陰湿になっているのでは?)

 

日本人が、

年齢フィルターを抜きにして、

いくつになっても

能力とキャリアに応じて

新しい仕事、

新しいプロジェクトに

就ける労働市場が

形成されない限り、

やっぱり綺麗ごとの

【提言】は、

何度でも炎上の焔に

焼かれてしまうだろう、

という代表的な

事例だと思います。

 

 

 

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