土曜の朝から、メールマガジンで飛んできた標題にぶっ飛び。
まあ、五十男浪の場合、転落する前から貧乏だった中年なので、
変わらない、といえば何も変わらないのですが…(汗;)
タネ本となった新刊「日本が壊れる前に——「貧困」の現場から見えるネオリベの構造」
(中村 淳彦 (著), 藤井 達夫 (著),亜紀書房刊)は、Amazonの作品紹介に目を通した限りは、
ちょっと偏りがありそうな匂いがするので、慌てて買いに走ることはしませんが。
先の東洋経済オンラインの中には、頷けるところも多々あったので、
自戒も含めて整理してみることにしました。
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中村 淳彦氏談「人生100歳とかいって長生きとか高齢者福祉を推奨しながら、女性や若者のまともな雇用を奪い、そして団塊ジュニア以下の中年男性は45歳で社会から放りだされるという。あきらかにおかしいことが進行している感じがする。現役世代を徹底軽視して、高齢者を優遇することにすごく違和感を覚えますね。」(<=ある意味、50歳で放りだされたもんとして、激しく同意)
藤井 達夫氏談「日本の場合、企業が社会の最大のセーフティネットとなり、多くの「使えない」男性たちを守ってきた。「使えない」男性と結婚した女性も、社員の妻という形で守られてきた。ところが1990年代から次第に、企業がそうしたセーフティネット的役割を放棄するようになるわけです。そして令和の時代は、日本を代表する大企業までもが、明確に日本型雇用を放棄することになるでしょう。」(昨今、あちこちでそんな「放棄」活動がはじまってますよね。)
同じく藤井 達夫氏談「今まさに起きつつある21世紀の産業革命と、高度なクリエイティビティ、フレキシビリティが求められるポスト工業化社会の労働、その2つが重なって、人が余ってくる。まずあぶれるのは確実に、そういう発想についてこられない40代以上の従来型ビジネスマンたちでしょう。」(名前は言いませんが、指折り数えて浮かんでくる、あの人と、この人と、その人と…)
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というわけで、冗談抜きで45歳定年も嘘ではなくなりつつあるなか、
明日にも仕事を失う可能性すら考えながら、
時代の流れにうまく乗っていく必要が絶対にあるということを再認識させられました。
12月、もう年末ですが、
1年前の年末には、日本国内の1年後の今の状況は全く予測できなかったわけですから。
ともあれ、たまには神だのみもいいですが、
来年はもうすこし自分の地力をつけて、
飛躍の年としたいものです。
皆さまどうぞ良い年末年始をお迎えください。
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