たまたまフリーな夕方、浅草・雷門(かみなりもん)周辺をぷらぷら散歩していたら、めちゃくちゃ気になる大衆居酒屋を発見!
原価酒場 はかた商店
台東区浅草1丁目1−17 増田ビル B1F Te:03-3842-5500
※Googleなどで、「原価 居酒屋」と入力して検索をかけると、結構色々なところの原価BAR、居酒屋がヒットしますよ。
古都・浅草の一等地「神谷バー」(台東区浅草1-1-1/明治13年創業/亡き父が大好きだったなぁ)真裏のビル地下1階という好立地で、「原価商売」してるだと!
しかも、この門構えは、左党(さけのみ)ホイホイではありませんか。
からめとられて、フラフラと地下室に収監されてしまいました。
まず、「原価…」というシステムについておさらいしておくと、多分(裏取りできてません)「原価BAR」で話題になり、複数の飲食チェーンが追随しているビジネスモデル。お店への訪店時に、定額の「入場料」を支払う代わりに、アルコール類を「原価」で提供する、という仕組み。看板に価格を謳う以上、かなり景表法(不当景品類及び不当表示防止法)の制約を受けるはずなので、そこは素直に信じても良いのではないかと思います。
ちなみに、このお店では、入場料500円。入場後のアルコール類価格(カッコ内は相場価格)が生中ジョッキ200円(相場500円)、レモンサワー50円(350円)と破格。
ひとり呑みを楽しみながら、周りのテーブルのカップルやオヤジ集団の会話を聞いていると、まず席に着くなり、一様に「**杯飲めばモトが取れるね」という会話から始まるところが、ハタから見ていてとても面白い。
博多もつ煮込みやもつ焼きを中心にしたフードメニューは原価ではなく、一般的な居酒屋さんプライスなのね。それを見越しての入場料500円ですね。納得。
それにしても、カウンターに着くなり、いやでも気になるのがこの蛇口。
「蛇口焼酎60分飲み放題110円!」
注文すると、店員さんが蛇口の栓を持ってきてくれて、1時間汲み取り放題(あ、もちろん割材などは別料金ですよ)になっている仕組み。これは、大酒飲みにはたまらんなー。
五十男浪(いそおろう)、あと20歳若かったら、蛇口に直接口つけて、立てなくなるまで飲んでいたかもしれんな〜。でもそこは大人(もとい、初老)の男として、今回は封印しました。ちゃんと歩いてお家に帰りたいし。
酔いが回って呂律が回らなくなる前に、ここら辺で本日の結論。
最近流行りの「原価居酒屋」、カジュアルなお酒をたくさん飲む人にはとってもリーズナブルな「仕組み」になっている酒場です。ただし、アルコール格安とはいえ、くれぐれも自分を失わない程度に、楽しみましょうね。
このお店でテイクアウトはNGのようですので【今宵お持ち帰り】は無しで、それなりに面白かったメニューの記憶だけを持って帰りま~す。
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