ポテトチップスで有名な湖池屋(コイケヤ)の「罪なきからあげ」っていう商品、ご存知ですか?

最近、五十男浪(いそおろう)家の中で、買ってくるとすぐ奪い合いになるお菓子です。
何が「罪ない」のかって?
要は、鶏肉ではなく、いわゆる「大豆のお肉」を揚げたスナックだから、本物のからあげにくらべて、摂取カロリーが少なくてすむ、というわけですね。
毎夜大酒を飲みつつ、ダイエット悪あがきも依然続けている五十男浪にとっては、格好のお酒のおつまみなんです。
そこで、今回の【節約酒肴】ラボでは、私自身がメタボ、かつ「相撲部屋に入れるのでは?」な長男のダイエットも兼ねて、〔「罪なきからあげ」は自作できない?〕プロジェクトに取り組んでみることにしました。
結論は、Day 3の章をご参照いただきたいのですが、カチカチのお料理豆腐に粉末からあげ粉をまぶすと、手をかけずに「近い一品」が作れます。
Day 1:「大豆のお肉」をサラダ油で揚げました(失敗)
まずは正攻法として、湖池屋商品と同じように、「大豆のお肉」をスーパーで買ってみました。
(仕事あがり、速攻で晩御飯を用意する必要に迫られていたため、「水(湯)戻し不要」タイプを選びました。)

開封したら、普通の鶏肉と同じように、粉末でまぶすタイプの市販からあげ粉をまぶして5分ほど寝かせます。
その後、普通のからあげと同じように揚げた結果:
(1)背徳(普通の鶏むね肉)のからあげ

揚げたて、ということもあり、めちゃくちゃジューシーに、かつ背徳感満載に仕上がりました。
(2)罪なきからあげ、もどき
結論としては、失敗しました。
買ってきた大豆肉製品には罪がない。
料理人の腕の問題ですね。
仕上がりはこう

鶏むね肉と大豆肉の、素材としての熱の通り方が全然ちがうようなのですが、鶏とおんなじ温度(180度)で、おんなじ時間(3分)揚げたら、カチカチになってしまいました。けしてまずくはなかったのですが、なんだか「なんこつ揚げ」のようですよね。鶏からあげのジューシー感やワクワク感が全くない!!
まだまだ修行は必要ですね。
Day2:「水切り木綿豆腐」を、溶き小麦粉タイプからあげ粉でフィンガー豆腐に (もうちょい!! でした)
前回、大豆肉を油で揚げる難しさを実感した五十男浪、なにか別の方法で「罪なきからあげ」が自作できないかと思案しました。あ、そうだ、大豆の親戚、豆腐を使えばいいんだ!!
ということで、木綿豆腐を、水ときタイプのからあげ粉(フィンガーチキンの素)につけて、サラダ油で揚げ焼きにしてみました。

いかがでしょう?

お味的には、いいところまでいきました。
ただ、レンチン3分で木綿豆腐を水切りしたのですが、まだからあげにするにはゆるいですね〜。フィンガーチキンのサクサク感が出ない。
もうちょっと、工夫の余地がありそうです。
Day3:「水切り不要のお料理豆腐」で、かなり満足度高い「罪なき自作からあげ」が完成
昨日の反省を踏まえ、お豆腐については、徹底的に水切りをしてから揚げる必要があることがわかりました。とはいえ、レンチンで3分以上、(5分とか、10分とか)かけてしまうと、今度はお豆腐の大豆繊維がこわれて、素材自体がおいしくなくなってしまいます。う〜ん、どうしよう?と思っていたら、大きめのスーパーには、カチカチに水抜き済の「お料理豆腐」なるものを売ってくれるところがあるのですね。

「これだ!」と思いました。
このカチカチ豆腐をひと口サイズに刻んで、粉末タイプのからあげ粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きにすること3-5分(元々生でも食べられるお豆腐ですから、時間はあまりお構いなく)。

ついに完成しましたよ〜♪かなり完成度の高い「罪なき自作からあげ」!!

そのまま食べてもよし、BBQソースなどにディップしてもよし、豆腐2丁分、3丁分、お腹いっぱい食べてもしょせんお豆腐!!罪悪感激減な感じしません?
締めにからあげ丼まで作ってしまいましたよ。

この手は、普段の手抜き酒肴にちょくちょく使いそうな気がします。
日日是発見!です。
また面白いアレンジを見つけたらこのブログでご報告しますね~。
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