日々このブログを更新しながら、
五十男浪(いそおろう)はその存在をすっかり忘れていたのですが、
ウチに1つお宝があったのを発見してしまいました。
バブルがはじけてしばらくした頃に加入していた個人年金保険。
1996年に契約して、満了が2034年の38年間払込。
月額保険料が8,487円のため、38年間の支払総額は3,870,072円。
65歳から74歳までの個人年金受給総額が7,400,000円(年74万円)のため、
単純に受給総額÷支払総額の金額増加率は【191%超!!!!!】
バブル絶頂期は、これよりさらに良い(契約者にとってオイシイ)
予定利率だったらしいですが、今どきこんな金融商品見当たらないですよね。
65歳まで、大事に大事に持ち続けます。
(あ、この740万円は、老後2千万円に充当していい金額だったな。)
この個人年金保険、正直なところ
確固とした意思に基づいて契約したものでも何でもありません。
個人情報保護法もコロナもなかった当時は、職場のデスクの真横まで
生命保険会社の売り子のお姉様方がツカツカとやってきていましたので、
(いま考えてみたら牧歌的な職場環境だったな〜)、
某 国内最大手保険会社さんの綺麗なお姉様の甘言にのせられて
うっかり契約してしまったものです。
いまにして思えば、この綺麗なお姉様、本心から五十男浪の将来を心配して
お宝を紹介してくれたわけではありません。
この方を通じて、2本の保険契約をしましたが、もう1本の方がクソ中のクソ。
平成前期には国内生保のスタンダード商品でしたが、
「定期付き終身保険」というやつです。
この保険の、最たるクソな部分が、追加で掛けた「三大疾病特約」。
三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)について、
確かに若くして発症するケースも無いわけではありません。
しかし、本当に心配すべきは「がん年齢」真っ只中の65歳以降。
※国立がん研究センターがん対策情報センター調べ/年齢階級別 がんの罹患率(人口10万人対)
何年も保険料を払い続けた後で調べて見たら、
五十男浪の三大疾病特約は、
主契約である定期保険が65歳で満了となるのにあわせて
消滅する内容のものでした。
ちゃんちゃん。
この定期付き終身(特約も含む)、
保険の見直しをした時に速攻解約いたしましたとさ。
(住宅ローンを組んだ時点で、団信(団体信用生命保険)強制加入なので、
別に定期保険を掛け続ける意味もないですしね。
というわけで、いまは唯一手元に残ったお宝だけを65歳まで温め続けておりますが、
その満了時点を狙いにくる保険屋さんもいるらしいことを東洋経済オンラインで確認。
確かに保険屋さんも、売込みが商売ですから、必死ですよねー。気をつけます。
とともに、この記事の基本スタンス(高齢期の医療費は貯金で蓄えるのがいい/先端医療は、健康保険が使えない格下医療)には、大いに納得しました。
昨年お見送りした実父も、貯金のできない人ではあったけれど、医療の面では困ることなかったもんなー。
というわけで、老後費用の心配が少し落ち着いたので、浮いたお金で一杯♪
ではなくて…貯金、貯金。
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