<2022update>【ブラック企業逃避行】東芝の2021年株主総会が、第三者にとっては非常に興味深かった件。あ、そうか、社員株主は物を言うべきなんだ…忘れてた。忸怩たる思いがあれば、株を買おう!

ブラック企業逃避行

2022年6月28日追記

ブログに書いたことは、

ちゃんと実行しないとね。

実は、私、五十男浪(いそおろう)、

3年前までひどいパワハラにあっていて、

追い出された会社の

最低限の1単元株を

数ヶ月前に公開市場で買いました。

(株式上場会社でした)

そうすると当然、

株主総会招集状(議決権行使書)が、

(たとえ弱小零細株主であっても)

きちんと証券会社から送られてきます。

※もちろん返書付きで。

総会に出て、

実際に質問もしたかったのだけれど、

今年はどうしても今の仕事で都合がつかず、

議決権行使書に添えて、

質問状を出しました。

けっして満足のいく

回答内容ではありませんでしたが、

きちんと広報・IR本部長名で

丁寧な返書を受け取りましたよ。

こちらからも更に返書を返すことにより、

コミュニケーションの方法を探っていきます。

 

理不尽、怒り、不平、不満があったとき、

対話を始める方法として

(株式公開会社なら)

【1単元株買って小株主になる!】は、

最低限の発言権を持つために重要な手段だ、

と悟りました。

最近は、個人株主も買いやすいように、

単元が細分化されきていますし、

株価が下がっても、

会社が潰れない限り

出資金がゼロになるリスクは少ないので、

まずは「オーナーになってから物申す」

スタンスを持ってみることを、

悩んでいる同志には強くオススメします。

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2021年6月25日に

開催された

東芝の株主総会、

利害関係のない

第三者的には、

エンタメとして、

めちゃくちゃ面白い

イベントだったんですね。

五十男浪(いそおろう)は

もちろん仕事でしたし、

東芝の株を持っておらず、

呼ばれてもいませんから

聞けませんでしたけれど、

テレビ・新聞各社は当日から、

経済誌も1週間後くらいから

ワーっと大騒ぎしています。

 

「東芝 株主総会 永山取締役会議長ら2人の再任 反対多数で否決」

(2021625 2236分 NHK)

「東芝株主総会、永山取締役会議長の再任案否決」

(2021年6月25日日経電子版) ほか

※ニュースサイトは、すぐ内容や構成などが変更になりますので、リンク致しません。記事見出しのみ転載ご紹介させていただきます。興味がありましたら、各自調べてみてください。

 

もちろん、

この総会での一大事件は、

会社側が提案した

議長再任案が、

大口投資家(海外アクティビスト)

よって否決に

追い込まれたことです。

 

しかし、第三者・会社員的に、

この総会の内容で

もっとも面白かったのは、

相次ぐ「社員株主」の

労務問題に関する

告発質問を取り上げた

毎日新聞の記事でした。

 

「パワハラ糾弾する社員 株主総会に見た東芝の病巣」

(杉山雄飛・毎日新聞経済部記者 2021年7月5日)

これは、少し長いですが

内容の一部を

転載ご紹介

させていただきます。

 「東芝は上に甘く、下に厳しい会社であると、多くの従業員は口に出せないだけで内心思っています」。勤続30年という男性社員は東芝の経営陣らを前に、震える声で語りかけた。

 男性は4年前、上司のパワーハラスメントでうつ病になったと診断を受けた。長期休職を経て2020年4月に復職し、現在もクリニックに定期的に通院しつつ「精神的に苦しみながら東芝で働いている」という。

(中略)

 ただ、勤続42年という男性も質問に立ち「法令順守の文化が職場に行き渡るように東芝は生まれ変わらないといけない」と問題の根深さを指摘した。この男性は19年1~3月、東芝の事業会社「東芝エネルギーシステムズ」の人員整理の一環で退職勧奨の面談を受けたが、「やっぱり東芝で定年まで働きたい」と断った。

 その結果、会社から異動を命じられたのは「業務センター」と呼ばれる部署だった。同じように退職勧奨を拒んだ社員らが集められ、川崎市湾岸の物流センターの倉庫で輸入化粧品の仕分けやラベルの貼り替え作業などを繰り返しやらされたという。男性は「センターにはIT技術者もいた。キャリアや希望と全く関係ない作業をさせるなんて」と経営側を非難した。

「上に甘く、下に厳しい」のは、

別に東芝に限った話ではなく、

昭和なポンコツ企業では、

ある意味”あたり前”

なことかと思います。

 

ただ、

社内で解決の見込みが

全く立たない場合、

(東芝の場合、この話が

複数総会で出されてる、

という時点で、

その何十倍もの泥沼化案件が

あったんでしょうね)、

上場企業の場合、

単元株を買って

株主総会に招待される、

という手があるんですね。

株主であれば

当たり前ですが、

その発想はなかったなぁ。

 

わたくし、五十男浪(いそおろう)

が3年前に、前の会社

(あ、ちなみに東芝ではありませんよ。

全然別の業種のポンコツ企業です)

からケツをまくって退職した際には、

どうしても許せなかった

会社の不法行為を、

「人事部」「労働組合」

「コンプライアンス室」に

告発することにとどめて

出て来てしまいましたが、

今から古巣の株買って、

来年の総会に出ようかしらん。

 

なーんて、3年前の話を

蒸し返しても面白くないし、

総会は法廷とも違うので、

昔のことはさておき、

将来に向けて、

面白いメシのタネ(サケのアテ)を

探して呑気に過ごすことと

致しますが。

 

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今まさに、

会社員としての

ご自身のお立場に

苦しんでおられる御仁!

「御社」がもし

株式上場企業であれば、

最終手段として、

1単元株手に入れて、

「物言う株主」として

会社への質問に立つ!

という手が残されています!!!

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資本市場では

「当たり前」のことで

ありながら、

今まで全く

気づきませんでした。

 

ポンコツ会社

(いや、ポンコツ社会)を

多少なりとも健全化

させるためには、

一人でも多くの

苦しんでいらっしゃる

会社員の方々が、

この手を使って

”ダークサイド”を

日のもとにさらけ出す

アクションを

取っていただきたい!

と強く願います。

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