から揚げって、なんですか?
最近、よく街中の食堂でみかける「から揚げグランプリ第**位」とかいう、
アレを主催している日本唐揚協会の定義によれば、
「唐揚げとは、食べると幸せになる食べ物です。」とのこと。
(↓全てのから揚げを愛する人類へ…)
(KARAAGE WARS:カラアゲウォーズ【本編】SKE48大場美奈出演・主題歌:眉村ちあき)
だとすると、ワタクシ五十男浪、究極のからあげを見つけてしまいました。
昭和産業の「ハッピーターン味から揚げ粉」。

言っときますが、
コレ、
個人的感想としては、お菓子の「ハッピーターン」とは別の食べ物だと思います。

お菓子のハッピーターンは、おなじみ亀田製菓の一大ロングセラー商品。
名前の由来は、
第一次オイルショックで不景気だった時に
「ハッピー(幸せ)がターン(戻って来る)ように」
という願いからつけられた、とのことです。
なんだか、エネルギー・ショックで不景気な今の日本でも、
食べると幸せが戻ってきそうなお菓子ですね。
さて、今回みつけた「ハッピーターン味から揚げ粉」。
一応、お菓子のご本家・亀田製菓が監修しているらしいですが、
亀田製菓門外不出の「ハッピーパウダー」は使っていないそう。
ソーシャル・レシピでも、
散々「ハッピーパウダー(ハッピターンのまわりについている甘しょっぱい粉)を、
キッチン調味料配合で再現しよう」と試みている事例がありますが、
門外漢では、なかなかうまく配合できていないみたいですね。
いずれも、かなり「微妙…」な仕上がりなようで。
から揚げ粉にもどってみると、
この製品をまぶして180度の油で3分揚げたチキンは、
たしかに、ハッピーターンおせんべいみたいな
”サクサク”感はありません。
しかし!!
あの、やめられないとまらない
(↑あ、これは「かっぱえびせん」CMフレーズだった)
感はおせんべい同様。
なにより、
なかなかおウチからあげを食べ切ってくれないチビども(中2と小5)が、
先を争うように、揚がった先から奪い合っていく様を、
はた目にみられることが、十分ハッピーです。
男子2人の生存競争が終わって、残りから揚げをつまみに、
ワタクシ五十男浪が晩酌を始めると、
うん、これは「普通の鳥からあげよりは、ちょっと甘い」けれど、
大人にとっても「まずくはない」。
ちょっと甘口の絶品酒肴でございます。
こりゃいいや、と思い、
3日後に同じスーパーにリピート購入に出かけたら、
「ハッピーターン味から揚げ粉」だけ品切!!
そもそも「からあげ粉」というめっちゃマイナーなジャンルで、
スーパーのプロフェッショナル・バイヤーさんが
仕入れ計画をまちがうこと、そうそうあります?
たぶん、世の中的にも異常な動きが出ているんだと思います。
ということで、しばらくは飢えた子供たちのために、
夜な夜な「ハッピーターン」をさがし求めて、
スーパーマーケット狩人をする日々が続きそうです…(汗;

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