今宵も、閉店前スーパーのバーゲン・ハンター五十男浪(いそおろう)。
本日の獲物はコレ↓

おおお、久々に、回ってたり、
フタかぶってレーンを運ばれてくるものじゃないお寿司だ(泣)。
といってもねぇ…、スーパー閉店間際の見切り半額ということは、
半日以上売り場にさらされていたわけでしょう?
ネタも絶対”切りたて新鮮”なわきゃないし、
もしかすると、シャリもカチカチ?
(さすがに生魚の見切り寿司は買って来ませんでしたけどね。
うなぎとか、煮あなごとか、ムシエビとかだけね)
そこで助けられたのがコレ↓

あ、間違った、コッチ↓

そう! “なんちゃって”「暇つぶし」、じゃなかった、
「ひつまぶし」なのであります。
そりゃ確かに昔、熱田の蓬莱軒へ、総本家の鰻ひつまぶしを
いただきに行って行列に並んだ記憶もありますが。
最近”なんちゃって”ひつまぶしが増えてると思いません?
代表的なのが、ハンバーグひつまぶし。
これも以前、兵庫の淡路島に行った時に入ったレストランで
メニューになっていて、試してみたことがあります。
ハンバーグご飯に、最後コンソメスープをかけてリゾット風にするのですが、
とても楽しい食べ方でしたよ。
元々、名古屋名物ひつまぶしの正しい食し方は
「ひつまぶし」はもちろん好きな様に食べて良いのですが、実は正しい食べ方があります。
それは4回に分けて食べる方法です。
まずは器に入った「ひつまぶし」をしゃもじで十字を切って4等分にします。
1回目はその4分の1をそのまま食べます。
2回目はねぎ、わさび、のり、三つ葉などの薬味をのせて食べます。
3回目はそれらの薬味をのせて店独自のだし汁やお茶をかけて食べます。
最後の4回目は一番気に入った方法で食べます。
どの食べ方が一番美味しいかは好みになりますので、3種類の方法を試して欲しいというわけです。
【名古屋名物】【ひつまぶし】とは?発祥・由来と食べ方を解説(にっぽんの郷土料理観光事典)
ということなのですが、
つまり”ひつまぶし”が受ける最大の要因はこの”味変”の魅力にあるわけですよね。
元々、ひつまぶしの発祥も、うな重に使えなかった切れ端を、
まかない飯でアレンジしたのが始まり、という説がありますから、
せっかくなので見切り食材は、いろいろ遊ばないと!!
(すこしでも美味しくいただかないと!!)
うなぎ寿司のさけ茶漬けは極めてシンプルな作り方。

今回は、お椀に入れたコイツ↑に、
お茶漬けのりと熱湯、刻みネギで炒りごまを足したら、こうなりました。

ピリ辛好みであれば、これに豆板醤をちょっと足すとか、
ちょっとコリアン(キムチチゲ風)にするなら
キムチ&コチュジャンを足すとか、
ここからも実にさまざまな遊び方がありますが、
とりあえず今宵はお腹いっぱいで眠くなったので、ここまで。
せっかくスーパーで見切り寿司をゲットしたならば、
思いっきり”なんちゃって”ひつまぶしの味変を楽しんでみると、
これまた美味しくお酒が飲めますよ! というご報告でした!!!
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