アヒージョって、いつ頃から食べるようになりました?
あれ、まだ食べたことない? 失礼しました。
超簡単で美味しいですよ!
五十男浪は4-5年前くらいからでしょうかね〜。
ちょっとネットを見てみたら、アヒージョとは元々はスペイン・バルのタパス(小皿料理)の一種で、2005年頃のバル・ブーム以来、日本でもメジャーな食べものになってきたようです。よく知らなかったので、スーパーなどで見かける「アヒージョの素」を買ってきて、その「作り方」通りにムール貝やら、きのこやらを入れていたのですが、じつはそんな「型にはまる」必要ないメニューらしいですよ。今回、調べてみてはじめて知りました。
スペイン語単語の「アヒージョ」とは、「小さなニンニク」「刻んだニンニク」の意味で、要は新鮮なオリーブオイルとニンニクさえそろえば、その油で煮込む食材については、皆さんかなり幅広くいろんなもので楽しんでいるみたい。
特にびっくりしたのが、ネット上、何人かの「なんちゃって・えすぱ〜にゃあ」な方たちが、「ニンニク+オリーブオイル」+「和風白だし1-2さじ」を混ぜ合わせて、【和風アヒージョ】なる変異株を大いに楽しんでいる様子。そうか、アヒージョも和風料理になるのかぁ…
やってみました、3日連続で。
登場しましたのは、1ヶ月ほど前にAmazonでポチッして、以来我が家でフル稼働している「魚焼グリルパン」↓
(ご家庭のオーブントースターや小鍋でも同じように作れますよ)

新鮮なオリーブオイルを鍋に一たらし(「人たらし」ではござんせん)。生ニンニクをザクザク切り刻んで浮かべるところまでは、純正「アヒージョ」の下準備。これを「和風」たらしめているのは、ここに「和風白だしを大さじ1-2杯」混ぜ合わせること。そうしたら、和風食材をアヒーっしても、めっちゃ楽ウマなエスパ〜ニャ・タパスとなります。
Day1:活あさりと厚揚げのアヒージョ

こうなりました。使った具材、仕上がりの見た目は、まるで具だくさんお味噌汁のようですが、油煮の、れっきとした酒肴でございます。その証拠に、クラッカーにonすると、あっちゅう間にカナッペになるんですよ。

ほらね。

Day2:鮭の切り身とコンニャクのアヒージョ
性懲りもなく、2日連続でアヒー♪だって、とっても楽なんだもん。
2日目は、冷蔵庫に寝ていたシャケ(鮭)の切り身と、コンニャク半分。なんだか、とっても欧州料理の食材には似つかわしくない感じの家庭臭丸出しですが、これでもシッカリ、アヒージョに変身するんです。

具材をセットしたら、魚焼グリルにぽん。待つこと約5分。

ほらね、ちゃんとアヒージョになった。

さらに仕上げに鰹節と唐辛子をまぶしたら、すっかり和風アヒージョとしての面目躍如。

お箸がとっても似合うツマミの一品となりました。
Day3:塩さばと白ネギ、キムチのごま油アヒージョ
性懲りもなく3日め。
友人のなかしんさんから「オリーブオイルでなくて、ごま油でも美味しいんじゃないの?」というご質問。
「それだ!」と思い、やってみました。
夕方のスーパーでバーゲンハントしてきた獲物は「塩さばの切り身」。売切価格に注目。税抜価格【60円】って、いくらデフレの世の中だからって、あまりにもひどい見切られ方じゃないですか?思わずさば君が不憫(ふびん)に思えて、身請けしてきました。

さばのお相手は、ザク切りした白ネギ一本と、キムチ。そして、オリーブオイルのかわりにごま油。

前日、前々日と同じように、油、刻みニンニクの上から本日の具材を一気に乗っけて、魚焼きグリルでオーブン焼き。

焼けました!!

ちょっとキムチ味が自己主張強すぎたかな?
でも、全体としては、とっても和風(韓国風?)に味が締まって、アルコールがススむ味に仕上がっていましたよ。
たった3日でも、実にいろいろなアレンジが楽しめました。
まとめ:ニンニク、オリーブオイル、そして白だし大さじ2杯
いかがでしたか? 簡単でしょう?
何しろ、和風の変異株を生み出すには、白だしがちょっと加わればいいんです。
これは色々と応用がききそうです。今度は、「チャイニーズ・アヒージョ」なるものにも挑戦してみようかしら。皆さんも、大好きな食材を一度ニンニク油煮してみて、自分だけの「マイ・アヒージョ」にチャレンジしてみてくださいな。マイアヒ〜♪
(↓今回使用した魚焼グリル・パン。Amazonで購入)
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