家計やりくりの参考に?「武士の家計簿」を観ました。やっぱりあなたは金融マンか…

五十男浪ブログ

「やられたらやり返す。倍返しだ!」と主人公が叫び出すのかと思っちゃいましたよ。

「武士の家計簿」を観て、堺雅人が主役をはっていましたもので。

(もっとも、公開年月はこちらの方が早かったんですけれどね。)

ひとついえるのは、やっぱり算盤ザムライ(金融マン)の役がよく似合うということですかね。

さておき、「武士の家計簿」視聴の感想としては非常に爽やかで、とても楽しませてもらった感覚が残りました。さすがは森田芳光作品! (別の意味で「失楽園」も大いに楽しませていただきましたぞ。)

個人的に思い出の名場面は、主人公・猪山直之(堺雅人)の長男・成之が元服・はかまぎの祝を迎えた際に、お祝いの席で参列の親族たちに、見栄体面を抜きにして祝鯛をふるまわなかったこと(節約のため、絵に描いた鯛で済ませたこと)。

ストーリーとしては面白いが、もしこれが史実そのままならば、当時の漢として、また「男のプライド」に支えられて生きている武士として、その屈辱感たるやいかばかりだったか…

この屈辱に耐え抜いて立派に家族を守り抜いた猪山直之に、後世のダメオヤジから心からのエールを送りたい。

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